この度、第14代高知県病院薬剤師会会長としてその重責を担わせていただくこととなりました近森病院の筒井でございます。就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。
本会は病院及び診療所などに勤務する薬剤師が医薬品の適正使用の責任者としての自覚を持ち、倫理的、学術的水準を高め、医薬品のあるところに必ず薬剤師が存在し、国民が安心して受けられる医療、福祉環境を実現するための一役を担うとともに、会員の地位向上と会員相互の親睦を図ることを目的として活動しています。宮村前会長はじめ多くの役員、会員の皆様が築いてこられた歴史を引き継ぎ、本会の発展に力を尽くす所存です。皆様のご支援、ご指導の程宜しくお願い致します。
2025年、2040年問題を前にした医療環境の変化に伴い、薬剤師に求められる役割も大きく変化しています。そのようななかにあっても医薬品適正使用を推進するという本質に変わりはなく、時代に即しその責務を果たしていけるよう柔軟な思考で対応することが求められます。会員の皆様が各施設で業務の拡充に取り組めるよう薬剤師の地域偏在や施設間偏在の解消、人材育成、施設間の連携による業務の効率化等に役員一同結束して取り組んでまいります。また大規模な災害への備えも進める必要があります。会員の皆様からの問題解決に向けたご意見やアイデアもお気軽にお寄せいただければ幸いです。今後も高知県の薬剤師が元気に誇りをもって働ける環境を共に目指してまいりましょう。
どうかよろしくお願い致します。
（令和4年7月）